2015年2月26日木曜日

Lightroomのショートカットをより有効に

写真を現像するときにAdobeのLightroomを使っている方は多いと思います。最近のカメラは連射速度が速くなってきたのもあるし、メディアの保存容量も余裕がある状況の方が多いのでついついたくさん写真を撮ってしまうことが多いのではないでしょうか。そうなるとLightroomで現像というステップの前に写真の取捨選択、レーティングやカテゴリ分けに時間を割かなくてはならないことが多くなってきます。そうした時にいちいちマウスで☆をつけたりラベルを設定したりするのは効率が悪いと思うのは当たり前で、効率を上げるためにキーボードショートカットを使用していくことになりますが、ショートカットでさえCtrlやShift、Altボタンを押しながら他のボタンを押す必要があったりするので効率が悪いし大量に写真をさばく場合には指が疲れてきます。

そういう時にオススメなのがゲーミングマウスと左手パッド。中にはすでに使っている人はいると思いますが、そもそも写真を撮る人って今までパソコンとは無縁で、最近デジカメが主流になってきたためにパソコンを使っている人も多そうです。そのためゲーム用の入力デバイスなんて存在さえも知らない人がいそうですが便利なので紹介します。

各社から製品はでていますが、私が使っているのはこの2つ。

左手パッド「Razer Orbweaber」と、マウス「Razer Naga Hex」です。マウスの方はサイドボタン(右手親指で押すボタン)がたくさんあるものもあります。(私は押しやすさを考慮してあえて6ボタン)また左手パッドの方は5列×3行とボタンの少ないモデルも出ています。



マウスの設定画面(親指ボタン側)

マウスの設定画面(上側)、左右クリック、スクロールボタン以外に2つあります(画面中4と5)

左手パッドの設定画面(キー側)

左手パッドの設定画面(親指側)



使い方は買えばわかるので、どういうところがいいかについて。


1.マクロの登録ができる

キーや「Ctrl+C」などのショートカットを割り当てられるだけでなく、マクロの登録もできるので毎回同じことを繰り返すルーチンがある場合はボタンを押すだけで一連の作業全部やってくれます。
例1:画像を縮小してファイル名末尾に「-2」を付加してJpegで保存
例2:ショートカットキーがない機能を「Alt」押して「右に5つ」「下に3つ」などで呼び出す


2.マウスの機能の割り当てができる

マウスのスクロールやクリックも登録ができる。(マウスポインタの移動や座標指定は無理)
例1:マクロ登録を使用して「Ctrl」を押しながらクリック←これとShiftクリックはオススメ
例2:上下スクロール、左右スクロールを登録


3.アプリケーションごとにキー割り当てを変更できる

アプリケーションごとに割当を設定できるのでLightroom以外にも使える。Lightroom用、Photoshop用、ブラウザ用、Excel用と個別に実行ファイルを指定することでどのアプリケーションにも対応できます。
※肝心のゲームに関してはチート防止機能を組み込んでいて使えないことが多いです。


4.設定をクラウドに保存できる

パソコンを入れ替えたり、フォーマットした場合にも自分のIDでRazerのアカウントにログインすれば、保存したキー割当データやマクロがすぐに使えます。



ただし難点もあります。登録できるキーが多すぎて覚えられません。



そのため最初はこのように設定表を印刷してディスプレイの下に貼って慣れていきます。


最後にはなりますが一応肝心のLightroomのショートカット一覧を貼っておきます。
Lightroom使用中に「Ctrl+/」でててくるものですが、知らない人も結構いそうですよね。


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