「
Pelican 1510」、カメラ用のキャリーケースを買おうと思ったことがある人なら誰もが見たことがあるであろうものです。堅牢かつお洒落でかっこいいので候補に上がりやすいキャリーですが、レビューや候補から外した人の意見で目立つのが「転がした時の音がうるさい」というもの。車での移動がメインで引っ張って転がすことはあまりないという人はいいと思うのですが、電車や飛行機などの移動でアスファルトやコンクリの上を合計1km以上転がすなら使いたくはないです。
ただ、「
Pelican キャスター 交換」、「
1510 ホイール 交換」などで検索するとキャスターを交換しているブログがたくさんでてきます。私はPelican 1510を購入する前からキャスター交換をすることが前提と考えていたので、これらのブログを徘徊して事前調査をしていたのですが意外と大変そうだなと感じていました。
最も多かったのがホイールハウスに収まりきらない大きなインラインスケート用のホイールを外側に装着したもの。これは見栄えも悪いしホイールサイズが違うことにより横置きにした時に斜めになるという問題点があり却下。他にも土台から改造してスケートボード用のホイールをつけたものが1件、小さいサイズのインラインスケート用ホイールをカットして交換するというものが1件という具合。
それらを踏まえてできるだけ手間と作業を省き、音の静かなホイールに交換して実用上最強のキャリーケース「
Pelican 1510」に改造していくさまをご紹介します。このホイール交換は場合によっては他のキャリーケースにも適用できるので自分のキャリーが「ガラガラと音がうるさい!」と思っている方は参考にしてみるといいかもしれません。
まずは私のケース、Pelicanのケースは大好きなので他にも
1470も持ってます。私が買ったのは1510の中身がスポンジではなくディバイダータイプの「
Pelican 1514」です。
早速キャスター部分を取り外します。この部分にあるタッピングのプラスネジ2本を外せばあっさり外れます。