そこで中にハードケースを入れてしまいます。少し重いバッグになりますがカメラを持ち歩く時点で重いことなんてあまり気にしませんし、機材の安全が第一です。
コーナンでバッグのサイズとギリギリまで同じくらいの工具箱を購入し、これを中に入れることで見た目はソフトバッグでも中身はハードというバッグに改造します。
Gregoryのアルパカ25は底が広く上部が狭くなっているので、この工具箱をひっくり返して蓋の部分を底にして使用します。
中に入っている小箱は使用しません、いつか何かを作るときのためにとっておきます。
工具箱の底の部分がGregoryの開口部になるので、ここをカットして底をなくします。
ヒンジの部分は金属の棒が刺さっているだけなのでハンマーで叩いて抜いておきます。
取っ手部分の裏側が出っ張っていて邪魔なのでハンダを使って溶かしてカットします。
カットしたら溶けた部分をカッターで面取りして綺麗にします。
普通の状態だとGregoryのバッグの口が狭く中に入れられないので箱部分を2つに切断してバッグの中に入れられるようにします。中で再度結合させるのでハンダで切るのではなくのこぎりで綺麗にカットします。
バッグの中に入れた後でヒンジの金属棒を再度セットしますが、狭くて難しかったです。またいつか箱を取り出す時のことを考えて全部を挿入せずに少しだけ頭を出した状態にしておきました。
取っ手部分に穴が開いているので100円ショップで買ってきたプラスチックパネルをカットしてバッグの底としてセットします。
5mmのパネルなので弱々しいですが後からウレタンフォームを敷くので大丈夫です。
ウレタンフォームはこんな感じですが機材の組み合わせによって仕切りを変えるので幾つかのパターンのウレタンフォームを用意する予定です(色んなサイズが余ってるのでその辺は適当)
ハクバのソフトクッションの仕切りを取り付けられるように100円ショップの粘着マジックテープを工具箱の内側に貼っておきます。
いきなり完成形ですが、工程としては、
1.バッグの中に工具箱の蓋を底として入れる。
2.二つに切断した箱部分を片方ずつ入れる。
3.ヒンジの金具をはめ、プラスチックの留め具もはめて蓋を締めた状態にする。
4.切断した箱の側面を、余った工具箱の底を使用して接着剤で結合・補強する。
5.粘着シートを箱の内側に貼る。
6.ソフトクッションや仕切りを使い、機材に合わせてバッグの中を仕切る。
この形状のバッグの利点としては、
・すぐに身体の前面にバッグを持ってくることが出来る。
・身体の前に持ってきたバッグの上部が安定しているのでレンズ交換がしやすい。
※リュックタイプはフットワークは軽くなるのですがレンズ交換が大変。私は単焦点レンズを色々変えながら撮るスタイルなのでレンズ交換は重要なのです。レンズ交換を少なくするために2台体制にしてるくらいなので。
「Gregory アルパカ25」に関する利点としては
・疲れたらリュックにして背負うことが出来る。
・両サイドに取っ手があるので車に載せたりと持ち上げや場所移動が楽。
・キャリーを用いれば両サイドの取っ手を使いキャリーバッグにすることが出来る。
0 件のコメント:
コメントを投稿