角島大橋、山口県にある大きく真っ直ぐで美しい橋。tumblrのストリームで見かけ一度撮りに行ってみたいと思っていました。噂に違わず爽快で気持ち良く、時間を忘れて写真を撮りたくなる素敵な場所。私は車中泊で星撮影も狙っていたため、この角島大橋を日中(夕暮れ前)と翌日の早朝に撮ることができました。家に帰って現像してみると時間によって大きな差がでたので、これから角島に行ってこの橋を撮ろうという方のためにポイントをいくつかまとめてみます。
結論から言えば朝の撮影が絶対おすすめ。
左が夏の早朝の6時40分、右が前日の夏の夕方16時43分です。角島大橋の直線部分は本州側から見ると北西に向いていて、夏の夕暮れは橋の延長線上に陽が沈むという完全な逆光です。逆に早朝は北東から陽が登るので右下からのやや順光ですが、背面側に山があるため手前部分の横断歩道周辺は直射になりにくく影ができにくい状況となります。
幾つかの部分を拡大して比べてみます。
画面奥にみえる橋がカーブしている部分の橋脚は早朝のほうが朝日を受けて白くくっきりと写っています。
橋の脇に並んでいる街路灯も同じく朝日を受けて白くくっきり写っています。
日中から夕暮れ前にかけては左から陽が射すため路面上に標識の影がうつります。
また撮影条件とは関係ないですが、人気のスポットのため日中から夕暮れにかけてひっきりなしに人が訪れます。NDフィルターを使って長時間露光などをしないかぎり撮影自体はささっと終えることはできますが、橋の上に車が1台も走っていないという状況はかなりレアです。同じアングルで数枚撮ってフォトショップで加工すれば良いと思いますが、そういったことが苦手な方にはなおのこと早朝をおすすめしたいです。
色々準備して挑んだ前日の夕方の撮影よりも、翌日の帰る前にぱぱっと撮った方が良かったなんてちょっと切ない感じですが、満足のいくものが撮れたので良かったです。
夕方という時間帯だったので橋の上にクルマがいないという状況は訪れず、同じアングルで複数枚撮影をして合成しました。
街路灯がついた時間。20時前でもまだ夜景にはならない空。
夜景は街路灯の橙色が強いためWBを弄っても暖色系になってしまいます。少し調べてみましたが「週末だけ特別なライトアップを」などもなさそうです。
夜は車のヘッドライトの軌跡を写すとちょっと楽しいかもしれませんね。
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